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そして、ハイビジョン部門とマルチメデイア部門と
それぞれ1作品にしか与えられない優秀賞を、
見事マルチメデイア部門で頂き事が出来ました。
これも、日頃感じていること、農業に対する想いを
素直に書き留め続けたことが理解されてのことだと思っています。
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今後とも、これに慢心することなく、皆様との架け橋を
いつまで綴っていきたいなっと、心に誓いました。
今私どもでは、田に鶏糞撒きを行っています。
2次発酵した粒状の鶏糞を、写真にあるような
ブロードキャスターで撒いています。
いよいよ、今年の米作りも始まり、身震いするような感じです。
6日の晩に、改良組合の会合があり、転作の話し合いが行われます。
今年は3割転作(昨年より1割転作が増え)が割り当てられていますが、
任意制だと表向きなっているのですが、
部落の中で村八分にもなれないし、
とても断れない状況に追い込まれての会合に、
つらい決断が待っているようです。
米での経営を現状維持しつつ、
他品目との複合割合を増やさなくてはならないのか
と思い知らされる今日この頃です。
平成10年 3月 5日
私どもでは、昨日3月22日に
今年初めての籾蒔きをしました。
いつものように、子供が小学校の休みの日を
利用しまして、朝6時くらいから10時くらいまで
かかって無事、ハツシモとコシヒカリを、蒔き終わりました。
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2年ほど前、うちに訪問したインドネシアの留学生の
ルシンダさんという方です。
日本で、マスターコース、ドクターコースと
5年間留学していたのですが、この4月に
帰国されると言うことでご挨拶にみえました。
今の母国のことは、恥ずかしいと言ってみえました。
留学生の友人や、日本の友人からも、
こちらで働いた方があなたにとっていいと勧められたそうですが、
”政情がどうであれ、自分の国ですから私は帰ります”
ときっぱりと言ってみえたのには感心させられました。
日本人にあんな言葉が言えるだろうかと思いました。
平成10年 3月 23日