10月になりました、お変わりないですか？

ーーことしも柿が色づき始めました！ーー

　10月になってもまだまだ昼間暑い日があったりしますが、朝晩はめっきり涼しくなりました。皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか？

　私共では、左の9月15日撮影のはつしもの田んぼも、20日経ちずいぶん黄色く色づき、普及員との話の中から、12日過ぎ辺りから刈り始めては･･･と言うことです。かなり前進化しているようですね。

　　また9月は殆ど雨が降りませんでした。そんな中でも、芙蓉が咲いていたり、中秋の名月のあたりにはススキが、お彼岸にはマンジュシャゲが咲き始めたり、植物は当たり前のように季節を刻んでくれます。

　さて柿はと言うと、早生富有柿が、例年より遅れ気味ですが、ここに来て色づき始めました。

　　　　　私が所属してます糸貫柿振興会も1日に生産者を対象に目揃え会を行いました。富有柿の本番に向け、ここで家庭選果の重要性を徹底しました。　

　上の写真は、西村柿に替わる新たな”早秋”と言う品種の写真です。色付きが良く、糖度も高いと言うことで、これから糸貫も切り換えて行こうと進めているところです。

以下に、独立行政法人　果樹研究所のホームページより早秋の特徴について引用させて頂き、抜粋いたしました。

整理番号　　　：6
樹種名　　　　：カキ
機関の分類　　：（独）農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所
品種名　　　　：早秋　Soshu　（そうしゅう）　（系統名：安芸津１３号）
命名登録
　　登録番号　：かき農林９号
　　登録年月日：2000年10月25日
品種登録
　　登録番号　：第11115号
　　登録年月日：2003年3月17日
品種登録者　　：独立行政法人農業技術研究機構
交雑年　　　　：1988年
交雑組み合わせ：伊豆（いず）×109-27
品種の説明：
「西村早生」とほぼ同時期に成熟する早生の完全甘ガキである。果形は扁平で、やや果形が乱れやすい。果実重は２５０g程度である。肉質はやや軟らかく緻密であり、果汁が多く食味は良好である。糖度は１４〜１５％である。早生品種としては日持ち性が良く、育成地では１３日程度日持ちする。へたすき果の発生はほとんどない。汚損果はやや発生するが、育成地ではほとんど条紋によるものである。樹勢は中程度で、樹姿は開張である。雄花は着生しない。雌花の開花期は「伊豆」とほぼ同時期である。雌花の着生は多い。完全甘ガキであり、夏秋期の気温の高い地域に適応し、一般に「松本早生富有」、「富有」、「次郎」、「前川次郎」栽培地域で栽培できる。東北地方南部、北陸地方、高冷地などでは、渋残りが生じることがある。早期落果がやや多い傾向があるので、受粉樹の混植や人工受粉など種子形成を促す管理をするとともに、二次伸長しかけた芽をかき、果実と新梢との養分競合を防ぐのが良い。また、炭そ病にやや弱く、特に二次伸長した新梢は炭そ病に罹病しやすいため、適正な防除を行うことが必要である。
育成担当者：果樹試験場・カキ・ブドウ支場（山田昌彦、山根弘康、佐藤明彦、平川信之、岩波宏、吉永勝一、小澤俊治、中島育子）
発表論文等：

1. 山田昌彦・山根弘康・佐藤明彦・平川信之・岩波宏・吉永勝一・小澤俊治・中島育子．カキ新品種‘早秋’．園芸学会雑誌７０巻別冊１：９９．

主要研究成果：

• 早生で食味良好な完全甘ガキの新品種「早秋」

データ入力年月日 ：2001年12月4日
データ提供者所属・氏名 ：果樹研究所・ブドウ・カキ研究部　山田昌彦

上の写真は、中学３年になる次男の最後の運動会の様子です。皆のはつらつとした動きに、こちらも刺激されますね。　

最後に、左下は、都築紡績跡地に現在建設が進められています、　仮称　　”美濃メガモール”の建設風景です。日本で３本の指に入ると言う規模なので、子供たちへの影響を、PTAとして注意深く見守らないといけないと思っています。

　これからは気温の変化が激しい季節、体に気をつけましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成17年　10月　5日　　　　

有限会社　ハーベストジョイ　　　　　　　松久　茂盛　　

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　　　ｱﾄﾞﾚｽが変わりました！